コッペリウスとは?

「ドクター・コッペリウス」は、冨田勲が、上演を夢見て他界直前まで創作を続けていた舞台作品です。他界前にストーリー原案と音楽の構想のほとんどを遺しており、冨田氏が長年追い求めてきた「宇宙への夢と希望」に満ち溢れた壮大なストーリーが、オーケストラとシンセサイザー、そして冨田の遺したオリジナルのエレクトロニックサウンド、さらにバレエと3DCGを伴いながら展開されます。宇宙へ飛び立つことを夢想する主人公コッペリウスと、それを叶えるべく異界からやってきた初音ミクが織りなすストーリーとなっており、小惑星イトカワ、そしてその先の未知なる星へ、宇宙を自在に行き来しながら展開される、時空を超えたスペースバレエシンフォニーです。

この作品では、「イーハトーヴ交響曲」と同じく、バーチャル・シンガーの初音ミクも登場。最新の技術で、空中に像として浮かび上がる初音ミクが、生身のダンサーとバレエを踊る場面がみどころとなります。初音ミクと共演するコッペリウス役は、ドイツ名門ジョン・クランコバレエ学校で学び、アメリカのタルサバレエ団を経て日本に活動の場を移した、新進気鋭のダンサー風間無限氏に決定。振付は辻本知彦氏が担当。コンテンポラリーダンサーとしても活躍し、日本人で初めてシルク・ドゥ・ソレイユにダンサーとして出演した経歴を持つ辻本氏。ミュージカルの振付・演出でも活躍する、世界レベルのアーティストが、この未知なる世界を演出します。指揮はオペラ、バレエの分野で目覚ましい活躍を繰り広げる渡邊一正氏。演奏は、渡邊氏が20154月からレジデント・コンダクターを務めている、東京フィルハーモニー交響楽団が担当します。

ドクター・コッペリウス

■スペース・バレエ・シンフォニードクター・コッペリウス
制作・ストーリー原案:冨田勲
リアルタイム3D映像投射技術:クリプトン・フューチャー・メディア
エレクトロニクス:ことぶき光
振付:辻本知彦
出演:初音ミク、風間無限
指揮:渡辺一正
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団

公演情報はこちら